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zoom RSS 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

<<   作成日時 : 2007/11/05 00:29   >>

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今作品もまた、最後の夕日がとても美しかったです。
日本橋から、そして完成した東京タワーから眺める夕日は、オレンジ色に輝いてとてもまぶしかった。


前作の4ヶ月後という設定。4ヶ月後のわりには、淳之介役の須賀健太くんの身長が伸びててビックリ。やや声変わりもしてるしかなり成長してます。
三丁目の人々は相変わらず。変わったのは、鈴木オートに一平のはとこ・美加が預けられてきた事くらいでしょうか。成城育ちのお嬢様である美加を一平はなかなか受け入れられず、最初のうちはいじめてしまいます。いじめるといっても子どもらしい憎まれ口をたたくくらいなので、観ている方は思わず笑ってしまうのですが。
今作は一平に笑わせてもらうシーンが多かったですね、一平役の小清水くんは、見た目はそんなに成長しているようには感じなかったけど、演技は上手になっていたと思います。一方、須賀健太くんには今回も泣かされたかなぁ。


諦めかけていた芥川賞に、吉岡秀隆演じる茶川が再度挑戦するというのが物語の中心。
淳之介とヒロミのために挑戦せざる状況に追い込まれ、やっともう一度小説を書く決心が付き、なんとか完成させます。
誰かのために本気になるっていいですね、茶川先生頑張って!と思わず応援したくなります。

そんなストーリーに鈴木オートを始め、多くの人々と、エピソードが絡んできます。
とにかく盛りだくさんでしたねぇ。

鈴木オートの主人はあんなに迫力があっていつも元気だけど、心の中には戦争の辛い思い出が残っている。そして奥さんも、戦争で行方不明になってしまった恋人がいる。前作にはない2人の過去のエピソード、そぎ落としても十分作品は成り立ったと思うのですが、敢えて入れたことでその時代に生きた人々の強さを表現したかったのかなと感じます。
上川隆也と薬師丸ひろ子の日本橋でのシーン、よかったです。

六子には一緒に上京してきた元野球部のキャプテン・武雄との再会が待っています。洋食屋さんで修行していたはずの武雄ですが、どうやら仕事が変わったらしい。様子のおかしい武雄を六子は本気で心配します。六ちゃんの純粋で一生懸命なところは方言も手伝ってかほんとにかわいいです。


一方、茶川の作品は見事に芥川賞候補に選出され、身辺穏やかでなくなります。
芥川賞に接待なんておかしいでしょう、って多分誰でも思うと思うので、なんとなく結果は見えてしまいますが、茶川をコ馬鹿にしていた三丁目の人々が、表には出さないけど実は本を買って応援していたというのがわかるシーンはベタだけどホロッときそうになりました。
ヒロミへの思いを込めた小説、その想いに応えてくれたヒロミ、そして陰ながら応援してくれる三丁目の人々、賞がなくても温かい人に囲まれているんです。『お金よりもっと大事なもの』の大切さをきちんと感じ取る事ができました。
それにしても芥川賞の一件に武雄が絡んでくるとは思いもしませんでしたねぇ。そうきたか!って感じです。


淳之介の本当の父親・川渕が淳之介を取り返しにやってくるのですが、ちょっと回数出過ぎでしたね。3回ぐらいやってきて、結局連れて帰らないんですけど、本気で連れて帰る気がないならそんなにちょくちょく出てこなくてもいいのにって、またか、って思ってしまいました。
同じく若干くどいな、と思ったのがヒロミの仕事場の先輩・梅子。茶川がいつか迎えに来てくれる、と信じるヒロミを「そんなことあるわけないだろ」と悪く言います。これもまた3回ぐらい言うのでしつこさを感じていたら、ヒロミとの別れのシーンで餞別を渡しにくるんですよ。この餞別が本当に気が利いていて、なかなかいいシーンだったな、とこちらは感動させられました。

とにかくてんこ盛りな作品なのでひとつひとつ感想を書くことはできないけど、そのたくさん詰め込まれた要素を素直に楽しめばいいのではないかと思いました。詰め込んだわりにはまとまってるし、心が温まることは間違いないです。なにせ前作が良かったために作られたスペシャル版ですから、自分も三丁目の住人になったつもりで、一緒に振り回されればとっても楽しいんじゃないですかね。


CGの映像は素敵でした。特に日本橋は、昔会社帰りによく歩いたので、高速道路がなく空が見える日本橋を見て、感慨深いものがありました。周りに何もなく、だだっ広いだけの羽田空港、東京駅のこだま等、他にも楽しめるCGはたくさんあります。
冒頭のゴジラのシーンは、前作よりもいいものを!と観に来た観客の期待度をいったんゼロに戻す為の仕掛けなのだそうです。確かに、CGとしてはかなり力作と思われますが、ストーリーにはほとんど関係してませんでした。

主題歌も耳に残ります。BUMP OF CHICKENの『花の名』。エンドロールでは歌に合わせて歌詞が全部字幕で出てきます。それだけ歌詞に想いが込められているのでしょう。じっくりと聞ける曲で映画とよく合っていると思いました。

前作に感動したなら、やっぱり素直に観ておいた方が後悔しないと思います。1600円。


ニッショーホールにて鑑賞 上映時間:2時間26分

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2007/12/23 00:00

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