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zoom RSS 『天然コケッコー』

<<   作成日時 : 2007/05/23 00:54   >>

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天然コケッコー
夏休み シネスイッチ銀座、渋谷シネ・アミューズ、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
2007「天然コケッコー」製作委員会


完成披露試写会に行ってきました。
舞台挨拶には山下敦弘監督、脚本家の渡辺あやと出演者4人が登壇。
主演の夏帆と岡田将生の二人がなんとも爽やかで清々しい。隣には、夏帆演じるそよの両親役・夏川結衣と佐藤浩市が並び、緊張してコチコチの主役二人を余裕のコメントで和ましていました。

撮影は島根県の石見近辺で主に行われたとのこと。1ヶ月間石見にこもって撮影に励んだそうです。
夏帆曰く、夜はホテルで同年代の共演者とトランプをして遊んだそうで、なんともかわいらしいです。田舎なので遊びに行く所が無く、ついつい部屋でひとりで飲んだくれてしまったという監督がとてもおじさんに感じてしまいました。
岡田将生は相当緊張していたようで、話しているうちに自分が何を話しているかわからなくなってしまったようです。質問とは違う方に話が進んでいってしまいましたが、それも初々しくてよかったです。石見では一人で音楽を聴きながらよく散歩していたそうです。

夏川結衣は佐藤浩市と夫婦役なのに特にそれっぽいやりとりもなく、出番も少ない、とややグチり気味で笑わせてくれました。確かに少ない出番でしたが、温かいお母さんでした。
佐藤浩市は、開口一番、はいていた股間の部分に特徴のあるズボンについて『チャックが開いてるわけではありません』と予想外のコメントで余裕シャクシャクでした。撮影中は、夏帆がドタドタ走ってくる姿を見て『運動神経ないなーと思った』、と言っていたので、映画を観ているとき、ついつい夏帆の走る姿に注目してしまいました。
登壇した全員がよく話してくれたのでとても楽しい舞台挨拶でした。


山と田んぼに囲まれた木村町。全校生徒小中合わせて6人の学校に、東京から転校生が来ることになった。初めて同級生ができる中学2年のそよは嬉しくて心を躍らせる。やってきた転校生・大沢広海は背の高いいわゆる『イケメンさん』。最初は同級生として見ていたそよだったが、一緒に過ごすうちに次第に恋心が芽生えていく。


小学生3人、中学生3人の学校。男の子はそよの小6の弟だけ。あとは全員女の子です。
田舎ののんびりとした時間の中で、自由に過ごす子供達がとてもかわいかったです。
全員で待ち合わせして登校したり、小学1年生のさっちゃんが学校でおもらしをしてそよがパンツを洗ってあげたり、小学生、中学生と授業は別々の教室だけど、給食だけは同じ教室食べたりと、いかにも少人数の学校らしいシーンでほのぼのとした気分になりました。

そよは仲間思いで純粋な優しい女の子です。ちょっと抜けてて、悪気はないけどたまに友達を傷つけるような事を言ってしまうドジなところがあります。そのドジな部分にへこんでいるそよがまたかわいかったりします。
漫画は読んだことがなくわかりませんが、映画のそよを観ていて夏帆にピッタリだと思いました。

大沢くんはルックスも中身も年齢より大人っぽい。口数は少ないけれど、かといってそれほど突っ張って馴染まないわけでもなく、そよの弟とはよく一緒に遊んだりします。さりげなく人に優しくできるタイプで、近くにいたらそりゃ好きになっちゃうよ、というようないかにも漫画に出てきそうなモテる男の子です。


大沢くんが転校してきたのは中2の夏。それから時を追って高校に入学するまでが描かれます。海遊び、バレンタイン、進級、修学旅行、受験、などなど季節を感じられる内容が多く組み込まれていることと、合間合間に花や風景の映像を入れて、四季が切り替わっていることを感じさせてくれるので、2時間のうちに2年弱が進みますが、さほど違和感はありません。


何かとそよがドジるのをさりげなく大沢くんがカバーする感じで話しは進んでいきます。
2人は中2の途中から付き合い始めますが、特にはっきりとした告白のようなものはなく、自然の流れでいつの間にか付き合い出します。
面白いのは、2人のチューへのこだわり。そよが大沢くんの着ていたコート欲しさに「チューしてもいいから」というシーンは笑えます。それをのんでしまう大沢くんも大沢くんですが。他にもやたらとチューという言葉がでてきて最後まで楽しませてくれます。


修学旅行のシーンが印象に残りました。大沢くんがいた東京を見てみたい、というそよの希望で決まった東京への修学旅行。生徒はそよと大沢くんの2人。なのに引率の先生は3人も。
東京を楽しみにしてきたそよでしたが、人の多さ、街の大きさに神経をすり減らし、倒れてしまいます。東京は自分に合わないとわかったそよに対し、大沢くんは東京の友達と久々に会ってとっても楽しそう。いつもは見せない笑顔で遊ぶ姿に、そよはどこか寂しさを感じます。遠くへ行ってしまったかのような大沢くんの存在、でもその後には得意のさりげない優しさを見せてくれてホッとします。


高校進学を考える時期になり、当然のように地元の高校への進学を考えるそよは、大沢くんを誘い高校の見学に出掛けます。あまり高校見学に身の入らない大沢くんは、そよに内緒で東京の高校への進学を考えていました。そのことを知った後のそよの寂しそうな姿には胸が痛くなります。大沢くんと一緒に楽しく過ごす高校生活を思い描いていただろうに・・・、とかなり同情してしまいました。
道端に2人で座り、大沢くんの制服のボタン付けをしながら、そよが自分の気持ちを話すシーンはとても切なくなりました。


全体的に笑える要素がちりばめられていて、自然に笑顔になってしまうような作品です。監督のきめ細やかさを強く感じました。主演の2人以外の子供達の演技も素晴らしく、かなり頑張っていると思います。難しそうな方言も使いこなしていました。
郵便局に勤めるシゲちゃんや、大沢くんのお母さんなど、他の出演者も強烈な個性を放っていて見逃せません。

お祭りの際、シゲちゃんとそよが2人きりにされるシーンでは、石見神楽の”大蛇”が観られます。大蛇の大きさとダイナミックな動きに圧倒されました。さすが日本古来の神々を表現しているだけあります。実際に行ってみたくなりました。


美しい自然と子供たちのの嫌味のない姿にとにかく癒されます。そよたちと同じ年代の人も大人もみんなが楽しめる作品だと思います。1400円。


イイノホールにて試写会鑑賞 上映時間:2時間1分

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