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zoom RSS 『デジャヴ』

<<   作成日時 : 2007/04/12 00:49   >>

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タイトルから想像して、夢に見た事が現実に起こるロマンチックな話なのかと勝手に思っていましたが、全く違いました。サスペンスアクションに時空を越える要素がプラス。テロ犯罪にドキドキハラハラする部分あり、時を越えてしまうのでつじつまが合わなくなり頭の中が混乱する部分ありで、良い悪いは別にして、何かと頭を使う内容でした。


港を出たところで爆発、炎上するフェリー。最初の十数分はほとんどセリフが無く、出航するフェリーに乗った楽しそうな乗客の様子が描かれます。バックに流れる音楽が心地よくてついうとうとし始めた頃、ボカーン!と爆発、目が覚めます。素晴らしいタイミング。この爆発までの映像は、最後のシーンに繋がっていくので眠くなりますがちゃんと観ておいた方がよいです。


事件の数分前、現場近くで女性の遺体が発見された。爆破事件の被害者に見せかけた殺人事件と推測した特別捜査班のダグは、捜査の鍵になるその女性・クレアの遺体と対面する。クレアはとても美しい女性。ダグがじっと見つめるのは、美貌だからだけでなく、どこか不思議な懐かしい思いをクレアに抱いたからだった。
クレアの父親に会い、話を聞いた後、ダグは彼女のアパートに向かう。中に入ると、流しには血のついたタオル、ゴミ箱には血のついたティッシュが。留守電を再生すると、父親と友人からの伝言が流れ、そして次に、ダグ自身が残した伝言が流れた。それは事件直後、同僚に折り返しかけ直す様に言われて連絡したものの、相手が留守だった為携帯番号を伝言に残したものだった。ダグ宛に電話を掛けてきたのは、殺される前のクレアだったことになる。ダグは遺体と対面した時と同様にまた不思議な感覚に襲われる。

FBIの施設で、4日と6時間前を再生できるという極秘の映像装置をダグは見せられる。街中に配備した高感度の監視カメラの画像を元に4日と6時間かけて合成した映像だという。場所や角度、倍率を変えるのは自由自在。しかし時の流れるスピードは現在と同じ。よって録画はできても巻き戻しはできない。
この装置で、捜査班はクレアの家を見張りを始める。やがて、クレアが売りに出した車を買い取りたいと連絡してきた男を容疑者として断定した。しかしダグはこの装置を疑っていた。誰かに見られているような気がすると言っては怯えるクレアの姿が度々映されたからだ。FBIのメンバーを問い詰め明らかになった真相は、合成した映像を見ているのではなく、時空を折り曲げて4日と6時間前に流れる時間そのものを覗き見ているというものであった。クレアがまだ生きている、と知ったダグは、彼女を助けたい一心で、犯人について書いたメモを4日と6時間前の自分に送ることにチャレンジする。

FBIのメンバーが映像装置の説明をするシーンがあります。時空を折り曲げるとどうのとか、電磁パルスがどうのとか、聞いていても難しくてわからないのですが、時を越えることについてなんとか理屈で説明しようとする姿勢は面白いと思いました。乗り物に乗り、目的地に着いたと思ったら過去に戻っていた、という設定がよくありますが、いい加減そういうのも飽きてきたので。
メモはカプセルのような機械にセットされ、市の半分が停電するぐらいの莫大なエネルギーをかけて送付に成功します。サスペンスアクションとしてかなり面白い展開だったのに、カプセルみたいな機械が出てきたところで急に胡散臭くなるのが残念ですが、致し方ありません。


メモが4日と6時間前に届いた時、ダグはちょうど席を外したところだった。メモを見たのはダグの相棒。彼はメモに書いてあった埠頭に向かい、容疑者に射殺されてしまう。死体を車にのせ、走り去る容疑者を映像は追っていくが、やがて装置が対応できる範囲外へと車は進んでいく。ダグは急いで同じ装置のついたヘルメットをかぶり、車に乗って4日と6時間前の犯人を追い始める。

このヘルメットがクセモノで、左目はレンズを通して4日と6時間前を見ることができ、右目は現在を見る、というもの。レンズの映像はFBIの施設にいるメンバーも大画面で見ることができます。ダグは左右2つの映像を同時には見られないし、容疑者を追っているので左目優先になり、現在の信号も交通ルールも全く無視。周りの車をガンガン押しつぶしながらの激しいカーチェイスを展開します。派手にやりすぎですが、迫力あります。
相棒はメモを送らなくても、偶然フェリーに乗り合わせていて命を落とした身。死因は違っても結局死んでしまうので気の毒な役回りです。


容疑者を追って到着したのは人気のない森の中。空き地に古い小屋があり、奥には池がある。4日と6時間前にはそこに建っていた小屋が、現在は黒く焼け落ち、中には救急車が突っ込んでいる。一体何が起こったのか。
容疑者は池の近くに死体を運び、ガソリンをかけて火を付けた。同じ場所にいるのに、4日と6時間後では何もすることができないダグ。その近くには、もう一つ何かを焼いたような痕跡が残っていた。見ると、クレアがしていたピアスの片方が落ちている。ダグはそれを拾って大事にしまい、その場を後にした。

戻ったダグは、どうしてもクレアを助けたい思いに駆られる。映像装置を捜査できるメンバーに頼み、危険は承知でダグ自身が時空を超えるためにカプセルの機械に入る。莫大なエネルギーで心臓が止まりかけたダグが時を超え移動したのは病院のベッドの上。病院スタッフによって一命を取り留めたダグは、そっと病室を抜け出し、救急車を奪ってクレアを助けに行くのだった。

Tシャツとパンツ一枚の姿でカプセルに入るダグはやっぱりちょっとまぬけです。全体的にサスペンスなのに、そこだけはバック・トゥ・ザ・フューチャーと大差ないような気がしてしまいます。仕方ないんですけどね。

前半の謎の部分が解けてくるのは、ダグが時空を超え、クレアに出会ってからです。よくわからなかった部分が次第に繋がっていき、そういうことだったのか、と納得します。多くのヒントが前半に隠されていたのだなということが後になってよくわかります。過去を変えてしまい、つじつまが合わなくなるのはどうしようもない中、細かい部分に気を使い、なんとか話を繋げようとした努力を強く感じるのは確かです。
どうしてもつじつまが合わない部分を突き詰めて考えたくなる人にはあまり向いていませんが、あやふやでも見過ごせるなら、まずまずかと思います。1200円。


TOHOシネマズららぽーと横浜にて鑑賞 上映時間:2時間7分 

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