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zoom RSS 『椿山課長の七日間』

<<   作成日時 : 2006/11/13 00:49   >>

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西田敏行主演、しかもこの題名、釣りバカの延長?ぐらいにしか思っていなかったら、意外にもやられました。笑いあり、感動ありで面白かったです。

ストーリーは天国と現世の間にある“中陰役所”の場面から始まります。
4日前に亡くなった人が大集合し、天国に行くか、完全消滅するか、この世に3日間だけ戻るかを選択させられます。
西田敏行演じる椿山は4日前に勤務先のデパートで倒れ、死亡。あまりに突然だったため、仕事、家族、家のローン・・・など多くのことが気にかかり、この世に3日間だけ戻れる“逆走”を選びます。

“逆走”には厳しい審査があり、希望する人全員が戻れるわけではありません。72人の希望者のうち、戻れるのは椿山を含めたった3人。ヤクザの親分・武田(綿引勝彦)はこれ以上無駄な死亡者を出さない為にとの理由で、少年・雄一はまだ会ったことのない実の両親に会うために、そして椿山は知らされていない重大な事実を知るために戻る事を許されたのです。

和久井映見演じる“中陰役所”の担当者が笑えます。ユーモアのあるおしゃべりで集合した死人たちを楽しそうに案内していきます。椿山に対しても、「重大な事実を知らないのがあまりに気の毒なので」と笑える気遣いをします。
この陽気な担当者に「決して正体を明かしてはいけません」と念を押され、3人はこの世に送り出されます。


目を覚ますと椿山は生前とは正反対の姿に!若く綺麗な女性(伊東美咲)となってよみがえります。これも陽気な担当者のお茶目なはからい。
生前かかわった人に会おうにも、もちろん相手は椿山とは気付いてくれません。椿山の親友ということにして、家族や仕事仲間に会いに行きます。知らなかった「重大な事実」も人に会うにつれて次第に明らかに。これがひとつではなくいくつも出てきて、しかも本当に「重大」なんです。
「重大」さに本気でショックを受けながらも、親友という距離をおいた立場になることで生前の周りの人との関係や自分の行動を客観的に見つめ直すことができます。親友の姿を借りて、素直な思いや感謝の気持ちを親しい人に伝えるのです。

実際は死んでからでは生きてる人に何も伝えられません。毎日の生活と周りの人たちを日々大切にしなくては、と改めて考えさせられました。

椿山とヤクザの親分・武田、少年・雄一とは、よみがえっている間の3日間も色々と絡みがあります。それぞれが全く違う姿によみがえっていることを知る観客は、元の姿を頭にイメージして爆笑できます。そして苦難(!?)を乗り越えそれぞれの思いが達せられたときはとても温かい気持ちになります。

思いを遂げて“中陰役所”に戻ります。もちろん元の姿で。
西田敏行が出ている時間は全部で20分もないと思います。よみがえっている間は声だけの出演です。もうすこし彼のコミカルな演技が観たかったというのが正直なところ。伊藤美咲のおっさん風なヤケ酒シーンや大泣きシーンなどはとてもよかったのですが、心は西田敏行なのだから、何気ないシーンも伊東美咲ではなく常におっさんであって欲しかった。そういった意味でもう一歩というところでした。

最後の方は原作とはかなり違うものになっているそうです。原作の内容はわかりませんが、読んでいなくても、これはこれで楽しく観られました。
特に伊東美咲ファンでなくても1500円までなら払ってもいいかなという気がします。
死がテーマですが重苦しい雰囲気は微塵もなく、涙あり笑いありで老若男女を問わず楽しめる作品です。


東商ホールにて試写会鑑賞 上映時間:1時間58分

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