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zoom RSS 『パプリカ』

<<   作成日時 : 2006/11/07 00:08   >>

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装着すると「夢」を共有できる装置「DCミニ」。
精神病の治療に役立つが、悪用されると人格をも破壊する凶器となる。
この装置が試作品の段階で精神医療総合研究所から3機盗まれた。開発者の時田、研究員の千葉が自分の身をもって捜索に出る・・・。


夢と現実、過去と現在が入り混じる映像。特に夢の中はなんでもありで、最初のうちは何がなんだかわからず、次第に独特な映像とテンポに慣れてくる状態でした。


未解決事件に悩む刑事、粉川の奇妙な夢から始まります。全く繋がりが感じられない内容やゆがんだ画が夢としてはとてもリアル。DCミニを付けた千葉の分身、夢探偵パプリカがこの夢を分析、治療に当たります。
パプリカは秘密の存在。知るのは粉川刑事の他、研究所の所長・島と時田だけ。賢く、色っぽくて魅力的な女性です。


盗難事件の対策を検討中、島所長が夢に犯されおかしくなります。その夢に時田の弟子・氷室を見つけた千葉は、彼が盗んだ犯人と予想。氷室を探し始めます。
氷室は古典オタク。夢の中では世界各国の昔のオモチャが大行進。俳句か川柳のようなセリフを吐き、耳に残る半分雑音のような曲にのって歩き回ります。このパレード、何度も出てくるのですが最後の方はちょっと気分が悪くなります。しかも言葉が古く理解できません。それが狂った感を増大させているとも言えます。


捜索が続くなか、氷室が飛び降り自殺を図ります。頭にはDCミニが。侵入を受けた氷室はもはや加害者ではなく被害者。研究所の理事長は開発中止を決断します。
氷室を助けるため、他の2台の在り処を突き止めるため、時田が彼の夢に入り込みます。

時田は少年のまま大人になったような人物。開発者としての頭脳は天才的ですが、精神的には子供っぽい部分も。重体の氷室そっちのけで、DCミニに制御機能を付け加えようと中止になったはずの開発を進めます。見かねた千葉が人助けと装置の開発とどっちが大事かをわからせるのですが、自分の世界にこもり周りが見えず、現実に向き合おうとしない人物像は今の世の中実在していてもおかしくなく、怖さを感じる部分でした。

助けるために夢に入った時田ですが、逆に取り込まれてしまいます。
夢が混在し侵略の広がりに危険を感じた千葉は、ついにパプリカとして氷室の夢の中に入るのです。


侵略された夢の中は、夢か現実かよくわからなくなってきます。全てが侵入を受ければ夢が現実となる、ということなのでしょうか。
DCミニという未来的な装置が引き起こした大問題、しかしそこには人間の欲が見え隠れします。現代の様々な問題点を掲げつつ、最終的には現実とそこでの愛が大切なのだということに落ち着いたような気がします。


音楽も印象的でした。おもちゃのパレードの曲は何度も聴きたくありませんが、テーマ曲は爽快です。
パプリカが主役のようですが、その辺は良くわかりませんでした。パプリカと千葉がなぜ別々の存在ではなく分身なのか、など色々考えるところはありました。
見た直後は圧倒されてよくわからない感が強かったですが、時間が経って面白いと思える作品でした。



ソニーピクチャーズ試写室にて試写会鑑賞

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