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zoom RSS 『ただ、君を愛してる』

<<   作成日時 : 2006/09/08 11:04   >>

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大学生の純粋なラブストーリーです。
イマドキの大学を舞台にしながらも純粋さを嫌味なく描いていてとても新鮮でした。

写真を撮るのが趣味の誠人(まこと)役を玉木宏が演じています。
プライベートでも写真が好きとのことで、カメラを持つ姿は様になっていました。
誠人は小さい頃から脇腹に皮膚病があり、その薬の臭いを気にして他人とはわざと距離をおいて過ごしてきました。そのため、人の輪に自分から入っていくのは苦手で人の心にも鈍感なタイプです。

そんなどこか孤独な雰囲気の漂う誠人に一目惚れをするのが宮崎あおい演じる静流(しずる)です。訳あって容姿も心も大学生とは思えないほど子供っぽい女の子。ちょっと変わっているけれど好奇心旺盛でいつも前向きな愛嬌あるキャラクター。


写真を通じて二人は親しくなります。
大学近くの私有地に忍び込み写真を撮るのですが、その場所がとても美しい。緑の森と静かな池が現実離れした雰囲気を醸しだしていて、その何となく漂う儚さが静流のどこか危うい存在感と重なり、やるせない気持ちになりました。
やがてこの森で静流も写真を撮るようになり、誠人と二人だけで過ごせる特別な場所になります。


一方、誠人は美人で人気者のみゆき(黒木メイサ)に密かに想いを寄せていて、静流の気持ちには全く気付きません。静流はストレートに気持ちをぶつけるのですが、子供が意地を張っているように聞こえて逆効果。「いつか誠人がビックリするくらいいい女になるんだから!」という静流の言葉も、誠人はあまり相手にしません。
ひょんなことから静流が誠人の家に居候することになるのですが、その生活はすこぶる健全。二人のやりとりは笑えます。

誠人の家で薬を見つけたことがきっかけで、静流は皮膚病を隠している事に気が付きます。
みゆきとデートの日、臭いを気にして薬を置いて出かけた誠人のスーツのポケットに、そっと薬をしのばせておいた静流の心遣いはもはや大人の女性でした。


コンテスト応募用のキス写真をねだるのも、静流らしくストレート。誕生日を強引に「明日」にして決行。
特別な場所で最初で最後のキス、心に秘めた複雑な想いが湧き出している様で切なくなりました。
そして静流は突然姿を消します。


2年後、舞台はニューヨークへと移ります。
クリスマスの季節、誠人は静流の写真展に招待されます。イルミネーションがあまりにまぶしく、一瞬映画を忘れて見入ってしまうほど。
最後は、なんでもっと早く静流の気持ちに気付かなかったのだろうという誠人の想いに胸が痛みますが、ただ一途にまっすぐに好きな人を思い続けた静流の姿に勇気をもらいました。


「静流」はあおいちゃんの為に用意されたのではないかと思うほどはまり役でした。彼女だったから個性的なのにわざとらしくない「静流」になったと思うし、嫌味のない作品になったと思います。
静流があまりに印象的だったせいか、黒木メイサのつたない演技が少々気になるところでした。



GTFトーキョーシネマショー2006にて鑑賞


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