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zoom RSS 『ウィンターソング』

<<   作成日時 : 2006/09/21 00:35   >>

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特にファンではないですが、金城武が素敵でした。あの東洋系の色気は独特でゾクッとします。


雪の日の突然の別れから10年。俳優として共演することになった二人。再会した二人に愛の続きはあるのか・・・。

ストーリーとしてはありがちですが、演出が凝っていて見応えがあります。
二人が演じるミュージカル映画と、10年前の若く幼い二人の日々が、交互にそして重なるように描かれています。そこに現在のプライベートなやりとりがプラスされ、3つが繋がりあってひとつの恋愛をより深く表現しています。


10年前、北京で出会った見東(ジェントン:金城武)と孫納(スン・ナー:ジョウ・シュン)は、お互い夢に向かって励ましあい努力する日々を過ごしていた。芽が出ず映画監督を諦め香港に戻ろうとする見東を孫納は必死に引き止める。彼女の古いアパートで始まった同棲生活。生活が苦しくても二人でいることの幸せを感じる毎日。
まだ幼さが残る初々しい二人を髪型や服装などで工夫して違和感なく作っていました。貧しさと野暮ったさはやたらリアルでした。

女優を目指す孫納は脇役ながら徐々に仕事が増え、次第にアメリカ、ハリウッドに憧れ始める。そしてついに助監督と関係を持つことでアメリカ行きを手にし、見東との愛を捨てるのです。

見東を愛しているとわかっていながらも強引に前に進むことしかできない、そんな強がりでわがままなスン・ナーを責めたくもなりますが、苦しい日々や夢への強い憧れを思うと理解できなくもありません。


そして、残された見東はどこにいるのかも分らない孫納をただひたすら待ち続けます。


10年後、孫納は監督に気に入られる事で大女優へと変貌していた。そして見東も香港で俳優に。過去は忘れたかのような孫納のクールな態度に今なお愛を心に秘める見東は戸惑います。
孫納を大女優に育てたのは、共演するミュージカル映画を指揮する聶文(ニエ・ウェン:ジャッキー・チュン)監督。彼女が売れてない頃から関係を持ち一緒に過ごしてきた。見東との関係を知る彼は自分が捨てられるのではないかと撮影期間中も苦悩する。
監督のことを思いながらも映画の小雨(シャオイー)役を演じる事で過去の記憶が徐々に鮮明になる孫納。心が揺れ動きます。

悩む監督がある日突然姿を消し、撮影が急遽キャンセルに。時間を持て余す二人は、密かに思い出の地北京へと足を運びます。
見東が買い取り当時のまま残したアパート、そして見東の想いが録音されたテープ。
深く一途に孫納を愛していた事がよくわかるシーンですが、執拗な愛に少し怖さを感じました。金城武だったからかっこよく見えるものの、普通の人ならちょっと危険です。

彼の強い想いを知り、クールを装っていた孫納も見東への素直な気持ちを表します。
雪の日の北京で、今度は愛を確かめ合うのです。


全体を通して孫納の身勝手さが目立ってしまいますが、夢を叶える為に愛を捨て、無理をしてでも強くいなければ生きていけない不器用な姿はもどかしく不憫で思わず同情してしまいました。
10年前、見東のそばに残っていたら二人とも堕落していたかもしれない。あの頃と同じような古いアパートで今も生活していたかもしれない。本当に愛しているけれど一緒にはいられない、そういう恋愛もあるのではないかと思います。


最後に二人はまた前を向き進んでいきます。明るく大人な選択は自然で良かったと思います。



見所であるミュージカル映画のシーンは、歌や踊り、衣装やセットが素晴らしく、とても綺麗な映像でした。
出演者が歌声を披露していたのは新鮮でした。監督役のジャッキー・チュンは声量があり聞き惚れるぐらい上手なのですが、主役の2人が正直イマイチです。特にジョウ・シュンはかぼそい歌声で強気な孫納とはかけ離れていて少しがっかり。彼女だけ歌のシーンが少なかったのは気のせいではないと思います。もう少し二人の歌が上手だったら、さらに盛り上がる作品になっていたかもしれません。



GTFトーキョーシネマショー2006にて鑑賞

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